なぜ勉強するの?
「なぜ勉強するの?」
こんな質問をお子さんから聞かれたことはありませんか?
こんな質問をするお子さんはどんな気持ちで聞いたのでしょうか?
考えられることは二つあります。
- 純粋に疑問に感じた場合
- 勉強したくない場合
純粋に疑問に感じた場合
純粋になぜ勉強するんだろうと考えた場合やなんとなく疑問に思った場合などにこのっような質問がでることも。
ただ、このような好奇心の強いお子さんは知りたいことが沢山あってそのことに夢中になります。だからあまりこのような質問が出てくることはありません。
勉強したくない場合
大方は勉強したくないからと言うのが大きな理由ではないかと思います。
勉強するのがめんどくさい。もっと遊んでいたい。「勉強する理由がないなら勉強する必要もないよね」と
言いたいわけですね。勉強しなくても小学校は卒業できます。中学校も卒業できます。だったら勉強する必要なないのではと思ってしまうわけです。
このような時大人は普段勉強する理由など考えていないし、勉強したくないから言っていると思うので、頭ごなしに「いいから勉強しなさい」 と言ってしまいます。
私も中学生の頃にそのように考えたこともありました。親は10歳頃に働きに出されていて小学校しか出ていないと聞かされていました。 こどもには「しっかりとした教育を受けさせたい」が口癖でしたので理由を聞くこともできません。だから「その理由がわかるまで勉強しようと」と考えました。 知らないことは判断ができない。勉強してその世界を知り初めてその価値がわかるのではないかと考えたからです。 宝石やブランド物を良く知らずにいればその価値がわからないのと同じだろうとの判断でした。
大人になった今、勉強する理由を探してみたいなと思います。